加点式でモチベアップ!!!

2018.05.26 by 小松幸博

当店ブログを読んで頂き

ありがとうございます。

 

昨日の続きになりますが

加点式でモチベーションを上げましょう

 

 

最初に書いておきます、

今日の投稿結構長くなります。。。

 

昔話になりますが

勉強が苦手な男の子の話で

なぜ勉強が苦手になったのかをかきます

 

男の子には2歳上の兄がいました

兄は勉強も運動もでき、

親からの評価は高かかったです

それに比べると

男の子は勉強が苦手で

テストの点数も毎回良くなく

それどころかどんどん落ちこぼれていきました

 

テストの点数が良くないことで

親から勉強しろ、兄のように点数を取れ

と毎日のように言われ続けていました

 

男の子は毎日勉強しろと言われるため

勉強をしたくなくなり、

そして何よりも、兄と比べられることが

嫌でたまりませんでした。

 

兄弟で評価され

できそこないのような扱いを受け

それがどんどん広がり、

祖母からもできそこないで見られ

比べられるのは常に兄との差

 

 

勉強以外でも、運動もそうでした

当時男の子と兄は

少年野球に入っていました

兄は左利きでピッチャーでした

 

その当時左利きというだけで

簡単には打たれないピッチャーでした

なので兄は優秀なピッチャーとして

親からも監督からも評価は高く

まさに自慢の息子で、

それに比べて男の子は

野球部に入るもキャッチボールすらさせてもらえず

毎回外野での球拾いでした。

 

球拾いしかできない男の子は

野球が全然楽しくないうえに

兄と比べられ評価されることが嫌になり

3か月で野球部をやめます

(無断で行かなくなる)

 

 

男の子は兄のようにできて当たりまえと

親から思られるプレッシャーが

辛く何もやる気にならないまま

中学校へ進学していきました

 

家庭教育もあり

中学に入れば運動部に入部することは

決まっていたので、

男の子は陸上部へと入部します

 

その時兄は野球部でエース

そして勉強もそこそこの成績をとっていました

 

男の子は

陸上部に入部したけれど

同じ学年で足の速さは8番目ぐらいで

平凡な取り柄のない少年でした

 

 

ここから男の子の人生はどんどん変わっていきます!!

 

 

陸上部に入部した男の子は

なぜか毎日の部活は休まず、

それどころか辛い練習をしていました

 

足の速さは8番目なので

試合に出ることもなく

ただ練習を重ねる日々でした

 

入部して1か月ぐらいたったころに

顧問の先生から

「お前は器用そうだから棒高跳びをやれ」

と言われ男の子は棒高跳びの選手になりました

 

男の子は試合に出たかったので

誰もやらない棒高跳びを選択しました

 

誰もやらない競技なので

練習方法もなく、

顧問の先生も練習法を知らない状態で

男の子は棒高跳びの練習をしていました

 

男の子は先生に言われるがまま

毎日練習をしていました

最初は棒を持って走ることもできず

よたよたしていました

 

部活を毎日休まずしていたこともあり

試合に出れる機会がやってきました

(陸上には誰でも出れる記録会があります)

男の子は棒高跳びの選手でしたが、

最初の試合は200mに出場しました

(棒高跳びの試合はほとんど開催されません)

 

最初の試合の記録は

平凡よりも遅い記録でした

 

はっきり言って才能のかけらもないです

 

同級生は地区大会で上位入賞するのに

男の子は才能のかけらもない落ちこぼれ。

 

普通なら部活をやめたいと思うのですが

男の子のいた陸上部は

足が速いとか遅いとかよりも

自己新が出たことをみんなが喜んでくれる

 

そんな環境にいたので

男の子は自己新が出ることが楽しくて

毎日辛い練習に耐えることができました

 

 

辛い練習よりも

自己新が出ることが楽しくて

練習をさぼることなく毎日練習しました

 

男の子のモチベーションを上げたのは

自己新が出たときの同級生や先生の反応で、

自己新を足の速い同級生に馬鹿にされていれば、

おそらく嫌になり陸上をやめていたでしょう。

 

そうやって練習を続けた男の子は

学年で足の速いグループにまでなり

リレーメンバーに選ばれました!!

 

陸上部に入部した時は

足の速くない落ちこぼれの棒高跳び選手

自己新を出すことが楽しく練習した結果

リレーメンバーに選出されるまでに

成長を遂げ、さらにやる気になりました。

 

そこから男の子は棒高跳びでも

地区大会で上位に入り県大会にも出場

リレーでは県大会で優勝し、

全国大会に出場、

さらには全国大会も優勝という

奇跡的な結果を残すこととなりました。

 

 

男の子が入部した陸上部が

自己新をお互いに褒める環境でなく

なぜ早く走れないんだ、

もっと練習しろ

他の選手と同じようにやれ

などなど

 

できないことばかり咎められ

馬鹿にされる環境なら

男の子の才能は開花することなく

落ちこぼれとして人生を過ごしていたでしょう

 

 

自己新を出すたびに評価され

加点されていくことが

人に与える影響は多く

モチベーションを高め能力が開花します

 

仕事でも

出来て当たりまえ

出来なかったら咎め、怒り

そんな会社に毎日従業員は行きたくなく

結果やめていきます

 

どんなことでもそうでしょうが

出来て当たりまえ、なんてことはなく

できないことができるようになっていくだけ

 

出来て当たりまえという

勝手な思い込みを人に押し付け

ただ勝手に期待したのにも関わらず

期待にこたえなければ、咎め怒る

 

子供も従業員も誰でも

最初からすべてできる人なんて

存在しませんよ。。。

 

そんなことよりも

できるようになったことを評価し

褒めることを覚えましょう!!!

 

って勉強の苦手な男の子の話じゃ

なくなってしまってますね 笑

 

長いブログを読んで頂き

ありがとうございました

 

 

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小松幸博

小松幸博

西宮でパーソナルスポーツクラブFTスポーツのオーナートレーナーをしています。 FTスポーツは体の悩みを運動で改善していくことを目的に初めました。
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